【102】幻想的な世界観をひざの上で。エリック・カールの「Draw Me a Star」

英語の絵本

こんにちは!ぽんです。

いつも訪問ありがとうございます。

おうち英語に関わるお役立ち情報を発信しているMommy’s Backです。

おうち英語のことならお任せください!

今回ご紹介するのは「Draw Me a Star」です。

最後までどうぞお楽しみください。



「Draw Me a Star」ってどんな作品?

作者:エリック・カール

出版社:Philomel Books

ページ数:40ページ

「Draw Me a Star」は「はらぺこあおむし(The Very Hungry Caterpillar)」で有名な

エリック・カールさんが作った絵本作品のことです。

「Draw Me a Star」も彼の独特のイラストのタッチが生きている作品で

少し大人っぽい雰囲気をもった絵本です。

子供の親への思いを表したような本作は、「はらぺこあおむし(The Very Hungry Caterpillar)」に出てくる太陽や

「パパ、お月様取って!(Papa, Please Get The Moon For Me)」に出てくるお月様など

見覚えのあるイラストも多数出てきますので、非常に親近感がわくものとなっています。

テンポの良い英語のリズムとつながりがあるストーリーと

エリックさんが父に思いを寄せたであろう本作。

ぜひ一度読んでいただきたい作品です。



おすすめポイントは?

テンポの良い英語のリズム

「Draw Me a Star」は、短い文章の繰り返しでストーリーが進んでいきまます。

どの文章もテンプレートのように型が決まっており、

口に出して読みやすいリズムで読み進めることができます。

英語が苦手なお子さんでも、繰り返しの表現なので

何度も練習するような感覚で読めることができます。

この手法はエリックさんが他の作品でもよく使っている表現で

より内容が頭に入りやすくなりますし、ストーリーがシンプルになることで

イラストや想像を自分の中で広げていくことができます。

つながっていくストーリー

この作品は、一本の銭のようにストーリーが進んでいきます。

家のイラストを書くと、次には家が「犬を描いて」と言います。

すると、その描かれた犬が「猫を描いて」・・・とどんどんと進んでいきます。

描かれたその生き物たちは、命を吹き込まれたように感じることができます。

「次は何?」「次は何?」とページをめくる楽しさをより掻き立たせてくれます。

「鳥は蝶々を描いてと言うんだ」という固定概念を壊し、子供の想像力を広げてくれるような

ストーリー展開になっています。

父に向けた愛のメッセージ

この作品の冒頭に「For my father(1904〜1960)」と記載があります。

エリックさんは、生き物が大好きな幼少期を過ごしています。

その影響を大きく与えたのは、エリックさんのおばやおじもそうですが

父の影響が非常に大きいことが「Flora and Tiger 19 very short stories from my life」で読み取ることができます。

そんな父に向けた作品です。

作中に父と見られるような登場人物が出ているのに気がついた方もいるでしょう。

作中では”The artists”と呼ばれる人物が星や生き物を描いて行きます。

おそらくこの”The artist”こそが父であると考えられます。

エリックさんは子供の頃、「○○を書いて」と父にお願いしていたのでしょう。

そしてイメージ通りに描いてくれる父が”The artist”、すなわち画家のような存在であったのかもしれません。

子供の素直な欲求を満たしてくれた父に対する感謝と思い出を振り返りながら

作った作品であることが読み取れるでしょう。

また、解釈によってはこの”The artist”は、幼少期のエリックさんなのかもしれません。

エリックさんが遊びながら絵を描いていく様子が綴られているとも考えられます。

太陽を描いていると、その太陽がエリックさんに話しかけて、

今度は木を書いてとおお願いしていたのかもしれません。

英語の難易度は?

英語の難易度は全く難しくはありません。

はらぺこあおむし(The Very Hungry Caterpillar)」よりも

ページ数が多いので、その分文量もありますが繰り返しの表現や

易しい単語ばかりが出てきますので、安心して読み切ることができます。



最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は、「Draw Me a Star」を詳しくご紹介しました。

子供の純粋な「○○して!」を思いにした「Draw Me a Star」は

エリックさんが亡くなった父に向けた愛を感じ取ることもできる心温まる作品でした。

子供は自分がうまくできないことを大人にお願いしてもらうことが多くあると思います。

子供にとってはまったく悪気なく純粋な好奇心から生まれたお願い事も

忙しい大人にはときには大変なお願いに感じてしまうこともあるでしょう。

しかし、大人も昔は子供でした。

大人になったパパやママも、昔はたくさんのお願いを大人にしていたことでしょう。

そんなことを気づかせてくれる作品だったと思います。

参考になりましたら幸いです。

Mommy’s Backはみなさんのおうち英語を全力で応援しています。

これからもたくさん有益な情報を発信して行きますので、お付き合いいただけますと幸いです。



コメント

タイトルとURLをコピーしました